もやしの暗室

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感受性、価値観が変わったのでもう一度1000%を見よう!  第2話

第1話はこちら

 

感受性、価値観が変わったのでもう一度1000%を見よう! 第1話 - もやしの暗室

 

まさか1話だけであんなにも気持ち悪い感想が長々とでてくるなんて…もう自分にはそんなクソデカ感情を持つバイタリティなんて残ってないと思ったのですがそんなことなかったようです

ハッピーパルスを浴びて元気になったんですかね、ありがとう…うたプリ

 

*セリフは思い出しながら書いているため正確ではありません

 

目次

 

第2話 BRAND NEW MELODY

音也くん回です

冒頭はトキヤくんと春ちゃんの出会いの続きからになります

私はツンデレキャラがわりと好きなのでこの時の冷たいトキヤくん、嫌いじゃないです

今は原作ゲームもアニメも履修してて本当は優しいのを知ってるからそう思えるんですけどね!

 

ついに授業が始まる…

卒業オーディションについての軽い説明の後早乙女学園におけるめちゃくちゃ、もうめちゃくちゃに重要な掟

絶対恋愛禁止令

を言われるのです…が…

ね?掟は破るためにあるものですよね…盛大なフリになります

(押すなよ!絶対に押すなよ!と同意語)

 

そしてさっそくペアを組んで課題に取り組むことになります

春ちゃんのペアは入試の時に助けてくれた音也くん

くじでパートナーを決める描写は原作ゲームを思い出しますね〜まあ…キャラによっては指名制だったりするのですが

 

ここで春ちゃんの決定的な問題が発覚します

楽譜が…読めない…

(入試どうやって受かったんだ…とかいうモブクラスメイトみたいなツッコミは野暮)

クラスメイトがざわつく中自分じゃなく春ちゃんのことを心配してくれる音也くんは優しい子です

クラスメイトの言う通り楽譜が読めない春ちゃんとペアを組む以上自分も不利なのにそういった打算的なことを真っ先に考えないの、悪くいえば幼いですよね

けれどまだ彼は15歳(いうてる間に16になるけど)だしそういう幼いゆえの真っ直ぐさや素直さって悪いことじゃない

大人になったら失われてしまうし私にはそんなことできないので見ていて眩しいです…

 

はじめてのさくし&さっきょく

うたプリ界ではアイドル自身が作詞をするのが普通という世界観があります

現実でもアイドルが作詞や作曲をすることもありますけどだいたいのケースが特別ですよね

当然うたプリ界でアイドルを目指す以上作詞をする必要があるし課題でやらなきゃいけないのですが音也くんは作詞初心者です

んで春ちゃんも作曲初心者です

初心者同士だと逆に安心…なんだろうか…

雨も降ってて不安を煽る中、音也くんがどうしてアイドルになろうとしているのかの理由を聞かせてくれます

大まかに言えば春ちゃんと同じなんですよね…自分がもらった大切な想いを他人へ返したい、誰かのために頑張りたい、誰かの道標になりたい

私は大人になって自分のことでいっぱいいっぱいになって自分のことしか考えられなくて…もらってばかりの日々なので誰かにお返しをすることの難しさがわかります、だから改めてその夢を語られたら感慨深くなります…だって今、たくさんの想いを色んな人に返すこと、道標になることが2人ともできてるから…うう…

 

音也くんの足を引っ張らないように、ひいては夢を叶えるために頑張る春ちゃんが健気でかわいい

それにしても春ちゃんの成長スピードがやばすぎます、1日で楽譜が読めるようになるしこの頃からその溢れる才能の片鱗が見えています…

(頑張る春ちゃんを片隅からストーカー見守っている真斗くんと那月くん、この2人地味に仲良いよな…席隣同士だもんな…)

 

一方の音也くんはみんなに作詞のアドバイスを聞きに行きます

なんだかんだできっちり説明してくれる優しいトキヤくん、彼は理論的に作詞しているようですが…音也くんには難しすぎたようです

難しい理論って本当に必要に迫られないと頭に入ってこないんだよね…

んで他を当たる音也くん

結論誰も参考にはなりません…みんな…独特すぎるよ…音也くんも言っていますがレン様が意味不明すぎます、説明になってない…そしてみんな大好き心のダムも登場

ここ、ギャグシーンなのは確かなんですけどサラッと那月くんが天才型で翔くんが努力型っていう対比が盛り込まれてたりするのが侮れない…この設定は原作だとかなり重要になってくる…

昔の私、もっと真剣にうたプリを見ろ

 

焦る春ちゃん、そして…全てが始まる

頑張るもののそう簡単に事は進まない

行き詰まる春ちゃんを再びクップルもといセシルくんが導きます

HAYATO様からもらったように音也くんにも大切な想いをもらったことに気づいてフレーズが浮かぶ春ちゃん、それを音也くんに返してまた音也くんが歌詞をつけて返してくれて新しい曲が生まれる…

そしてふたりで作り出した曲が誰かの励みになる…2人が目指している夢の第一歩をふたりで踏み出すんですよね…

あれ?うたプリってこんな感動アニメだったっけ…?

深読みって怖い

BRAND NEW MELODYはタイトル通り始まりの曲なんですよね、流れてる間にギターの弦が切れて新しいものに変えるシーンがあってそこでも新たな始まりを感じさせられます

音也くんの春ちゃんへのストレートな想いが伝わってくるいい曲だ…

(でも君に惹かれるなんて言っちゃって大丈夫なんでしょうか…視聴者が退学にならないか心配するのはまあ、当然ですよね…)

 

ラストは音也くんの歌を神妙な面持ちで聴き、不穏な天気の下どこかへ行くトキヤくんで終わります

オープニング以外もシリアスアニメじゃないか…

 

終わりに

やっぱりうたプリはギャグアニメの皮を被ったシリアスアニメですね、ネタにされがちですけどちゃんと見ると奥が深くて見入っちゃいます

だからこそこんなにも長く愛されるコンテンツになったのでしょう

そして今回も優しさに溢れていました、優しさに飢えた甘ったれちゃんの私には非常にありがたいアニメです

ありがとう…うたプリ…(2回目)

 

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コワクナイヨー