もやしの暗室

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価値観、感受性が変わったのでもう一度1000%を見よう! 第9話

だいぶ前の8話

moyashpeach.hatenablog.com

 

 

ブログを開設して半年が経過しました。

本当はスタツアの感想を残すために開設しましたが、スタツアの感想はまだかけてません…

 

感想を書くのは難しいですね。本題から逸れすぎてアニメの感想すら久々な気がします。

ということで9話です。

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目次

 

9話 紡いだ夢たち

運命のペア決め、アピール合戦のはじまり

出BELIEVE☆MY VOICE

色々あった夏合宿から帰ってきました。

トキヤくんはようやく吹っ切れたようです。元の調子を取り戻しつつあります。よかったNE!

 

合宿から帰ってきたということは、卒業オーディションのペアを決めないといけない

合宿ではトキヤくんのことが気になって気になってペア決めとかそれどころじゃなかった春ちゃん

もう何回すれ違って会話したかわからないいつもの廊下、ついに春ちゃんは気づいてしまいます…

トキヤくんとペアを組んだらある意味念願が叶ってしまうことを…

 

エントリーNo.1 音也くん

そこへ春ちゃんのパートナーダービーエントリーNo.1の音也くんがペアに春ちゃんを指名したことを報告に来ます。

そのことを嬉しそうに話し、真剣に春ちゃんに1番近い距離にいるのは自分だと宣言しますが、春ちゃんがその話を若干気まずそうな表情で聞いているのが…悲しい…

音也くんは春ちゃんとトキヤくんの間に何があったかは全く知らないので…

最初にペアを組んだりずっと仲良くしていたし貸しもあるし成長具合を近くで見ていたから、自分がペアに選ばれる自信がある!なんて思うのは仕方ないのが余計に悲しい…噛ませ犬ムーブとしては完璧です。いい子すぎて憎めない…

けど春ちゃんは自分が指名されたことに対してまず、音也くんには貸しがあるからいつかそれを返さないといけない…ということを最初に思いつく時点で、本当の心の奥底で音也くんとペアを組むことは真の望みではないのかな…なんて考えます。

悲しい…けど春ちゃんにも選ぶ権利がある上に自身の作曲家としての運命がかかってるわけですから、そんな決め方をすると後で後悔する…からこそこの先春ちゃんは思い悩むんでしょうね。

 

エントリーNo.2 レン様

悩める子羊春ちゃんのもとへ次はレン様がアピールにきます。

花束贈呈、半端ねぇボディタッチ、囁き、壁ドン、自信のある言葉、これでもかというぐらいのアピール…でも最後はさっきまでの自信とは裏腹な感じの切実な想いを告げてくれます。

切実になるのも仕方ないですよね、悩める子羊ちゃんなのは本当はレン様の方で導いてくれる救救世主を探していて、やっと見つけたんですから。そりゃ必死になります。

前半の自信たっぷりな言い方から途中自信なさげに変わって、最後はやっぱ自信たっぷりで終わるのズルいよ〜ビールの注ぎ方ですか?

呆然とする春ちゃん

 

ここからは私の勝手な予想ですが、レン様は内心自分が選ばれることはないって感じているのかなと思いました。

けどようやく見つけた救世主に自分の夢、勝ち目のない戦いだとしてもそこで妥協してペアを決めたら一生後悔するしそれだと今まで適当に生きてきた自分と何も変わらない。

勝ち負けはともかくこれから自分に正直に生きて行くには負けることも避けては通れないというか…

必死になることが怖かったのに、それを厭わなくなるまで変えてくれる存在と出会えてよかったね…

 

そしてそんなやりとりを覗き見する不届者がいました。真斗くんです。

レン様が春ちゃんのペアに名乗りをあげるのが気に食わないご様子、お怒りです。

真斗くんもまた、アイドルを目指すきっかけをくれた春ちゃんをレン様と同じように必要としている…お互い真剣です。

でもここで真斗くんはレン様に春ちゃんに近寄らないで…なんて言いますけど…

春ちゃんに近寄っていいかどうかは春ちゃんが決めることですし、もし春ちゃんがレン様とペアを組みたい!と思っていたらそれは真斗くんが許すか許さないかなんて関係ないですし、なんかちょっとお門違いなこと言ってないですか!?勝手にナイトを気取らないでよう…

勝手にナイトぶっているのは置いておいて、真斗くんの春ちゃんへの想いは熱いし真剣そのものなのはわかりますが、本人に直接言わないあたり悪いところが出ているというか…でもその奥ゆかしいけど内面は情熱溢れるところが魅力なんですけどね!!

 

エントリーNo.3、4、5 

情熱的なアピールを受けた帰り道、今度は翔くんが春ちゃん待ち伏せしていました。

翔くんがペアを春ちゃんを指名したことを聞いてめちゃくちゃ驚く春ちゃん

2人はジャンルは違えどある意味オタク同士なので通じ合うものがある…確かに何かが好きな気持ちをからかわずに真剣にわかってくれる人、周りに案外少ないよね!共感してもらえることの嬉しさは私にもわかります。

学園長先生にも伝わるほどの春ちゃんの脅威の成長っぷりに天才性、クラスは違えど気になる存在にならないわけがない。

 

春ちゃんに今すぐ答えを出してもらおうと若干前のめりな翔くん…に割り込んでくる影…

今まで翔くんと春ちゃんのフラグをことごとく粉砕してきた那月くんがアピールしにきました。

1日で何人にアピールされるんだ…

さりげな〜く七海さん呼びからハルちゃん呼びに本人の断りもなく変えてくるし、どストレートにペアを組んでくれるようにお願いします。挙句の果てには抱き着くし…

割り込んできたくせに先に居た翔くんは居ないものとして扱われる…原作にもなんかこういうのあったな…

自分の音楽を理解してくれる人は世界でハルちゃんただ1人…っていうコメントが切実すぎて怖いよ〜天才は天才に惹かれるってこと?ここのコメントが怖く感じるか感じないかは原作やってるかやってないかで変わりそうですね…

ちっちゃくてかわいい翔ちゃんが大好きです…

ここだけ切り取ったらなっ、なにを言ってんの!?!?になりますけどこれ

宣戦布告ですからね、大胆すぎ~

宣戦布告ののちプロレス技をかけられる翔くんを尻目に退散する春ちゃん

 

まさか自分がこんなにたくさんの人から必要とされていてペアになって欲しいなんて言われると思っても居ない中、メールボックスを開けると真斗くんからの果たし状が…

本当に大事なことは直接言いなさい、そういうことだぞ☆

でもそこがいいところでもあるので…プリンスさまたちはみんな悪いところと良いところが表裏一体なのが魅力だから、ねっ!

 

選べない、ということは

春ちゃんが5人からアピールされたと聞いて驚く友ちゃん、けど友ちゃんの言う通り春ちゃんの才能を持ってすればペアの希望者は5人で済まないはずです。5人とも見る目は確かだしその辺のモブには負けない真剣さに天才春ちゃんに並び立つ自信もある…

もうどうするかはあみだくじとかではなく春ちゃん自身が自問自答するしかない

確かに春ちゃんの当初の念願?を叶える&1番最初のきっかけをもらったことに対して恩を返すならトキヤくんと組めばいい話ですが、他の5人にだって何ももらってないわけではないしみんなそれぞれちがった魅力があってアイドル&作詞家の才能もあるし、なにより想いが真剣すぎるからこそ全員の想いには応えられなくて誰かが涙を飲むと思うとなかなか踏み出せないですね…

 

昔ドラマで2つのケーキを前にして悩むキャラに対して主人公が

選べないってことはどっちも欲しくないんだよ

なんて言い、言われた方はその言葉に目から鱗が落ちたとカピカピのコンタクトレンズを見せてくるシーンがありました。(どのドラマかわかります…?)

5人のアピールに対して即答できないし選べないのは、春ちゃんも意識していない心の奥底でその5人の誰とも組むことを望んでいない…ような…

パートナー、ひいては自分のその後の人生がかかっているのでそう簡単に返事はできない、って面もありますけど…

 

そして前回同様牽制合戦をする真斗くん&レン様に那月くん&翔くん、この4人で牽制合戦したところで無意味な気がする

けれどみんな勝ち筋がなくとも引くに引けない戦いなので、真斗くんの言う通り人事を尽くして天命を待つしかないです。そして春ちゃんの出した答えに対して口出ししたり邪魔する権利もありません…

前の回から翔くんは那月くんが春ちゃんを指名したのが意外っぽそうな素振りをしていますが、見てりゃわかるでしょうが!向こうは前回から翔くんが春ちゃんを指名するのはおそらく予想していたしライバル認識してますけど…

 

うって変わって音也くん&トキヤくんの部屋

原作でもトキヤくんが音也くんは春ちゃんの話ばっかりしてくる…と言うように音也くんはトキヤくんに頼まれたわけでもないのにペアに春ちゃんを指名したこと、それをずっと前…入学する前から決めていたことを話します。

確か原作でも本編が始まる前に…終わってた…ような…受験の時に見かけて一目惚れ…?した…んだったっけ…?

トキヤくんに誰を指名するのか探りを入れますが、あなたに言う必要はありませんと一蹴されます。

決めていません、じゃなくてあなたに言う必要がありません、なんて言い方をすると言うことは…

てか音也くんは今までトキヤくんの何を見てきたんだ、トキヤくんが誰をペアに指名するかどうかは流石に見てりゃわかるでしょうが…(2回目)

あと私服に突っ込むのはナシですか?友だちがアニメ一期を見てトキヤくんのことファッションモンスターすぎるって言ってたの思い出しました。

 

迷子のココロ…このシーンにピッタリな名曲…

 

エントリーNo.6は…?

迷子の春ちゃんは月宮先生に誰をパートナーにするか相談に行きますが、ペアの相手選びについては自分自身で決めないといけないのであっさり相談に乗ることを断られます。そりゃそうだ、自分の人生かかってるんだから…

5人から選べない春ちゃんをよそに、ついに6人目の希望者が現れたことを告げられます。

そう…その希望を受ければ春ちゃんの念願が叶ってしまう相手…一ノ瀬トキヤくんから…

 

終わりに

6人ともめちゃくちゃいい子かつ才能溢れる子なのが問題すぎる

6人とも放っておくには惜しい人材なので全員スカウトしていい…?名刺置いとくね…

春ちゃん自身が決めるしかないなんて偉そうなこと言ってますけど…普通に選べないし…てかみんな才能あふれる人材だから生かすも殺すも自分次第になるなんて思ったら…それはそれで責任重大すぎるし…並び立つ自信なんて持てないし…

15、6歳…世間一般でいえば高校1年生の年齢で相手のその後も左右するような重大な決断を下すのは難しすぎる…けれど、早乙女学園は普通の学校ではないしこの先芸能界でやっていくには周りよりも先に大人にならないといけない…厳しい現実…

 

結果的に6人に勝ち負けがないのは開幕ネタバレエンディングでわかっていることなのですが、もし仮に春ちゃんが誰かを1人を選んだとしてもみんな春ちゃんの意思を尊重し、潔く負けを認めてそれなりにやっていったんじゃないか…とは原作ゲーム、All Starのレインボールートを見る限り思います。今回のアニメで勝手に春ちゃんのナイト面している真斗くんもきっと納得してくれる…はず…タブンネ