もやしの暗室

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桃の節句=桃の日=桃色の日

日記です。

 

今日3月3日は桃の節句、桃の日でもあるらしい。

桃といえば桃色、要するにピンク色。

私はピンク色が好きだ、好きな色は?と聞かれたらノータイムでピンク色と答える。

 

どれぐらい好きか…最近ハマっているときめきメモリアルGirl's Side 4及び1〜3の移植版で真っ先にやることは情報やカレンダーの確認でも入学式コマンドを実行することでもなく、設定からテキストウィンドウの色をピンク色に設定するぐらいだ。ちなみにグノーシアの好きな色もノータイムでオトメちゃんのピンクを選んだ。当然家にもピンクのものや化粧品が多いし、ST☆RISHと同世代なもののいまだにピンク色の服を気に入って着るし選ぶことに躊躇はあまりない。

三つ子の魂百までというように、私は物心つく前からピンクが好きだ。

私の母はピンクが嫌いで私が自我を持つまではできるだけピンクを避けていたにもかかわらず、私は自我を持ち出すとピンクじゃないとダメなほどピンクにこだわり出した。らしい…なので抑圧されているだとか、刷り込みだとかでピンクを好きなわけではない。

そんな根っからのピンク好きの私も、ミドルティーンの頃はたいして可愛くない自分がピンクというかわいさの象徴のような色の服を着たり、物をもったりするのはダメなんじゃないか…年齢を考えたらもう恥ずかしいんじゃないか…と考えていた。

けれどハタチ前後までにはいつの間にか開き直り再びピンクの物や服を選ぶこと、ピンクが好きだと公言することに躊躇いがなくなった。

 

そして元号も変わって令和の今、多様性が叫ばれる時代になりジェンダー論などの観点からピンク=女の子の色というイメージは撤廃されつつある。

そこに関してはとてもいいことだと思う、でも今度は逆にピンクが好きなことは抑圧されていることの象徴、昔からの女性論に縛られた刷り込みのせい、刷り込まれたからであってピンクが好きなのは思い込み、本当はピンクが好きな女性はいない、などと言った極論に晒されるようになってしまっている気がする。

確かにそういう人もいるかもしれないが、先ほど述べた通り私はピンクを押し付けられたわけでもなく、むしろ遠ざけられていたのにピンクのことを好きになった。刷り込みだとかなんだかんだの理由はない、ただ単に元から好きなだけだ。

私は凝り固まった価値観で語られるような女性の好きな物が元から好きなだけなのに、好き放題貶められてちょっと息が詰まるというか肩身が狭いというか…多様性の時代ならジェンダーにとらわれない好みもオールドタイプな好みも、どうして好きなのか理解して欲しいだとかは言わないからとやかく言ったり諭したりしないで、そうだね〜と聞き流して欲しい。

過去にSNSで普段からピンク色が好きだとアピールしまくり何かとピンク色のネイルをする根っからのピンク好きの私をフォローしてくださった方の中に、なぜ私をフォローしたのか解せない方がいた。普段からピンク色のパッケージはこの世から無くなって欲しいだとかピンク色のネイルカラーの告知に対して企業のアカウントに直接ピンク色は買わない、いらないとリプを送るほどピンクを憎んでいらっしゃるのに何故ピンク好きの私を?と思った。正直解せなくて怖いし、私の大好きなピンクをけちょんけちょんに貶められて単純に怒りも湧いた。そしてシルバニアファミリーのコップ並に器の小さい私は、その方をフォローし返しはしなかった。

多様性の時代というならみんなピンクが好き!でもみんなピンクは嫌い!でもなく、ピンクが好きな人もいれば嫌いな人もいる、じゃダメなのかと考える。私のことは嫌いでも、ピンク色のことは嫌いにならないでください!と叫びたい。

髪をピンクブラウンに染めながら、ピンクへの想いを新たにした。

 

美容院の予約が取れたのがたまたま3/3で桃の日だからで狙ったわけじゃないものの、ピンクに縁のある3/3にピンクに染められてちょっと運命を感じて嬉しかっただけです。

ありがとうございました。

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