第7話はこちら
歳をとってよかったって思うこと、ありますか?
前にも言いましたが私は歳をとってよかったと思うことはあんまりなくて、歳をとることに対してネガティブな感情しかありませんでした。
でもスタツアをみて久しぶりにうたプリMUSIC無印のEternity Loveをプレイした時、な…なんて名曲なの…!なーんて今更衝撃を受け、気づいたらiTunesで購入し1日に何回も聴いていました。今でもめっちゃ聴いてます…
その時に、ああ、歳をとるといろんな経験が積み重なるから昔刺さらなかったものが刺さるようになるんだ…歳をとることは悪いことばかりじゃない…とようやく気づけました。ありがとう、Eternity Love…
ということで第8話、セシルくん回でそのEternity Loveが登場します。
目次
第8話 Eternity Love
夏休みだ!南の島にバカンスだ!
南の島にバカンス…ではなく卒業オーディションのペアを決める大事な大事な合宿に行く一行…
友ちゃんはさっそくペアの相手を決めたようです。えっ?はやいよ…
一方、春ちゃんはまだ相手を決められていません。ペアの相手より前回トキヤくんを怒らせてしまったことが気になって、それどころではないようです。
でもトキヤくんと目と目が逢う瞬間に顔を赤らめて目線を逸らしている時点で…もう…
トキヤくんもトキヤくんで春ちゃんに無言の圧をかけます。なんか言えよ…
上の空春ちゃんに迫る?影
あれからずーっと上の空な春ちゃん。
にさっそくパートナーダービーエントリーNo.1の音也くんがアピールにきます。
うたプリ名物退学回避倒置法でパートナーにして欲しいアピールをする音也くん
好きなんだ……君の作る音楽が……
春ちゃんと組んだこともあるし友だちだし…クラスメイトで内なる才能を超スピードで開花させていく様を近くでみているしかわいいし好きだから彼が春ちゃんを選ぶのは当然というか、たぶん周りのみんなも音也くんは春ちゃん指名するな…なんて思われてそうです。
打って変わってお互いに誰をパートナーに指名するか腹の探り合いをする翔くんと那月くん、そしてお互いを牽制し合う真斗くんとレン様
(謎シャワーシーンは突っ込んでいいんでしょうか?)
この4人はもう………勝ち目が………
でも勝ち目がなかったとしてもアイドルとしてデビューできるかどうかが懸かった大事な大事なパートナー選び。自分の気持ちに嘘をついて妥協しパートナーを選ぶなんて打算的なことをしたら一生後悔するので……勝負に出るしか選択肢はない…
夜…悩める春ちゃんを…
眠れない春ちゃん、そこに何故かクップルが登場…
クップルに悩みを打ち明ける春ちゃん、春ちゃんはやっぱりペアの相手より自分を救って、夢を与えてくれたトキヤくんを今度は自分が救いたいようです。
恋愛的な意味以外も含んで好きな人が辛い思いをしていたら当然、何かしてあげたいと思いますよね……
もらった想いを他の誰かに返していくことはうたプリのテーマなので…
そんな中、クップルに導かれてたどり着いた謎の遺跡…で突然現れるセシルくん
そして謎の助言…?お告げ…?と共に春ちゃんの手の甲にキスをしてディ○ニーよろしく夜空を飛んで好き放題していきます
ど、どういうこと…
普通に初見はビビりました…
いやだって…突然エメラルドグリーンの瞳の褐色異国のイケメン王子様(しかも胸元ガバガバの服着てる)とEternity Loveとかいう壮大なバラードをバックに魔法で夜空を飛んで行くって……一瞬混乱するけどエメラルドグリーンの瞳の褐色異国のイケメン王子様(しかも胸元ガバガバの服着てる)にEternity Loveを歌ってもらってその上めちゃくちゃいい声で意味深な助言されたらもう…
はい……
って受け入れるしかないですし…
プリンスさま達はよく運命アピールしてますが、設定とかビジュアルのおかげでセシルくんが1番運命アピールの説得力があると思います。
ところでEternity Love、なんで今更良さに気づいたのでしょう?10年前の自分にもっとEternity Loveを真剣に聴けーーー!なんて殴り込みに行きたいぐらき良さに気づかなかったことが悔やまれます…
歳を取ると壮大なラブソングに弱くなるのでしょうか…メロディーが美しくて壮大でファンタジックで…歌詞といいメロディーといいまさに預言者としてのミステリアス王子・セシルくんの真骨頂で…
普通に原作ゲームをプレイする場合もアニメを見た場合もどちらもプレイヤーが先に出会うのは意味深な預言をするミステリアスなセシルくんですよね。先にその一面がみえるからこそ本来の無邪気なセシルくんの一面が映える訳で、勘違いさせておいて今後いい意味で視聴者やプレイヤーを裏切ってくれるのが好きです。
なんかそれっぽいこと言ってますが、なんで今更刺さったのかはよくわかりませんが久々に聴いた時に雷に打たれたように衝撃を受け、大袈裟ですけど世界がきらめいて見えました。
まだ何かに対してそんなふうに感動できたことがすごく嬉しかったです。
夢だけど、夢じゃない
セシルくんとの夢から覚めた春ちゃん。
でも確かにそこに夢でもらった花があります、夢だけど夢じゃありません。
そんな時、偶然トキヤくんを見かけて声をかけます…
トキヤくんは開口一番、春ちゃんに今までのキツい態度や発言に対して謝罪をします。
あの時追い詰められていたからなのは重々わかっていますが、だからと言って春ちゃんに八つ当たりをして良い訳ではないですしね…
春ちゃんは改めて自分がトキヤくんに救われたことを伝えます。
前にも言った気がしますがどちらかが、じゃないんですよね…結局HAYATO様もトキヤくんだからどちらの一面も認めてるんですよ…全部ひっくるめて好きなんですよね…
そしてトキヤくんがHAYATO様としてデビューしてすぐ事故にあい、入院した先で子供たちと一緒に歌って楽しかった…もっと歌いたい…と思ったことを話してくれます。
なんとなく思ったのですが、トキヤくんはただ歌うことが夢なんじゃなくて歌で誰かの心を動かすまでが夢なんでしょうね。
いきなりソロアルバムの曲の話をして申し訳ないのですが、時のジュエルの冒頭も自分の歌が誰か(春ちゃん…というか"君")に届いて初めて自分の夢が生まれた、と綴られています。
病院での出来事も子ども達が感動してくれたからもっと歌いたい、もっとたくさんの人をこの子たちみたいに笑顔にしてあげたいから歌いたい、歌の力を誰よりも信じてるから自分には歌しかない…なんて言うのだと思います。
誰よりも信じてるからこそ、歌を取り上げられることの辛さが如実に現れていると言うか…
その話を聴いて、もっとトキヤくんの歌が聴きたいと懇願する春ちゃん…あの時の子どもたちと想いはおんなじです。
春ちゃんのおかげであの時の想いを思い出し、歌の力をもう一度信じることにしたのでいちからスタートすることを誓うトキヤくん
ようやく2人は和解し、春ちゃんも自分を救ってくれたトキヤくんに恩返しができました。
いい話だ…本当によかったね!!!
そんなこんなで次の日…
コテージから出てくる春ちゃんを待ち伏せしていたのはパートナーダービーエントリーNo.2のレン様…
レン様にどストレートな、半ば強引なアピールをされて驚く春ちゃんのアップ今回は終わりです。
終わりに
長い長い春ちゃんとトキヤくんとの冬の時代が終わり雪解けを迎え春が来ます。(作中は真夏ですが…)
すごく感動的な話なのにうまく言語化できなくてめちゃくちゃもどかしいです。今回にも描写されていたトキヤくんの歌うだけじゃなくて歌で誰かを感動させたい根っからのエンターテイナー気質がすごく好きで、だから推してるんですけど…好きだからこそうまく伝えられない…
Eternity Loveもあれだけ感動したのにうまくその感動を伝えられない…
私は宣教師にはなれませんね、布教が下手…
前の感想記事からひと月以上空いてしまったのは言語化があまりにも難しくて行き詰まってたからです…
まだまだこれからなのに…