今だからこそ11年前のアニメを見るべき…なのかもしれない
ハマりたての頃1期をニコニコ生放送の一挙で見た際はまだ学生時代だったし夜中にぶっ通しで見たため記憶が曖昧かつどちらかというとギャグ要素の方に目がいっていた
あれから10年、歳も重ねたし価値観も感受性もあの頃とすっかり変わってしまった
だからこそしっかりストーリーを反芻する必要があるのかもしれないうえ、スタツアのアイドルとして成長しきらめくST☆RISHを見て彼らのあの頃(学生時代)を思いだしなぜかセンチメンタルになったため再びアニメを見ることにしました
(dアニメストアと契約していてよかった〜)
*セリフは思い出しながら書いているのできっちりその通りではありません
目次
第1話 七色のコンパス
プロローグ
いきなり春ちゃんのモノローグからあの頃飽きるほど見たし聞いたマジLOVE1000%が流れます
改めて見るとこのシーンは盛大なネタバレですよね、毎回EDでネタバレをするアニメうたプリ
このシーンに関しては最終回、ストーリー内で流れる際にちゃんとした感想を述べようと思います
ネタバレOPが終わるとストーリーの冒頭は春歌ちゃんが学園を受験するところから始まり、人助けをしていて遅刻し危うく受験すらできない詰みそうな状況で音也くんとレン様が助けてくれます
この時レン様が
受験がんばれよ!春にまた会おう!
と春ちゃんのこと応援してくれる優しいところ、自分も受かるという自信も感じられて少しのシーンでレン様のキャラが描写されていて良いですね…
新たな学園生活のはじまりはじまり〜
無事合格、未だによくわからないクソでか全寮制アピールの後うたプリアニメ1話恒例行事になるプリンス達とのエンカウントが始まります
改めて見るとちゃんと覚えてないですね、エリザベスのくだりとかすっかり忘れてました
未だに謎なんですけど…ここで音也くんが那月くんになっちゃんとあだ名をつけるものの金輪際その呼び名では呼ばないのは一体…何なんだ…原作でもそんな呼び方したことなかったような…
ちゃんと見たら春ちゃんとの少しの絡みで音也くんの明るさや真斗くんの優しさ、那月くんのほえほえした感じに翔くんの面倒見の良さなどみんなの大体の性格がちゃんとわかるように作られていたことに気付きます
にぶちんなのでこういう細かいところには当時気づけませんでしたね…ランチシーンで友ちゃんが入学して早々だけど濃いわ〜と話している通り色んな情報が飛び交っていて本当に濃いです、そしてタイトルの回収もここでしてくれます
(何気にランチシーンで各々がカレーやらメロンパンやら好物を食しているのが細かい)
春ちゃんの目標
なんやかんやで夜…寮の自室を片付ける春ちゃんと友ちゃん
春ちゃんがHAYATO様のポスターを飾ってどうして作曲家になろうと思ったかを語ってくれます
ここで1話のタイトルにもなっている七色のコンパスが流れるのですが、いつ聞いても七色のコンパスは掛け値無しに名曲ですね…
このシーンは急に春ちゃんの脳内イメージ映像が始まりHAYATO様が光と共に降臨して手をとって歌う…と言った感じなので初見だとシュールすぎて感動もクソもなかったんですよね、シンプルに口が悪くてごめんなさい
でも今見ると先の展開を知ってるから重要シーンだったことがわかるし、大切なものをもらった春ちゃんが今度はそれを他人へと返そうとする健気さ、強さに心打たれます
〜長い旅に凍えるなら歌で温めてあげるよ〜
ここの歌詞が良すぎる…七色のコンパスは優しい歌ですね…元気な応援ソングだとあの時の春ちゃんには響かなかったと思います
そして春ちゃんの想いを聞いて、どうしてHAYATOが…となっていた友ちゃんが茶化さずしっかり応援してくれるのが嬉しい、リアルだとだいたいからかわれる
友ちゃんほんとにいい子ですよね…面倒見もいいししっかりしてるし春ちゃんの夢を素直に応援できてそれを言葉にできる勇気や優しさも持ち合わせている…友ちゃんLOVE
運命に導かれたエンカウント
ようやくラスト、謎の黒猫ちゃんクップルもといセシルくんに導かれ春ちゃんはトキヤくんと運命的な出会いを果たします
この頃のトキヤくんはツンツンしているので春ちゃんに冷たい言葉を投げかけて濃すぎる1話が終わるのですが…
あれ?君こんな声低かったっけ?
スタツアを見た後なのでギャップがすごいです
スタツアはアニメ時空のためあの映画でファンサしまくり&ガチ恋営業をするトキヤくんと1期の不器用で冷たいトキヤくんが同一人物なので…
それだけ彼が色んな意味で変わったし成長もしたってことですよね…一言レベルのセリフで感激できる自分がある意味気持ち悪く感じます
そしてエンディング(2話以降はオープニング)の スタイリッシュ集団下校
友人がオープニングだけ見たらシリアスアニメって言ってたこと思い出しました
終わりに
1話だけでこんなに感激して感慨に耽ることができるとは思っていませんでした、懐かしくもあり今だからわかる新しい発見もあり二重に美味しい
今後の回でも思うのですがうたプリは優しさに溢れたアニメですね、あの頃ギャグアニメとしか感じられなかった自分の感受性、改めてヒドいな…と感じる
私とうたプリの自分語りで言ったとおり私はそこそこ歳を食っていてちょうど将来のことや色々なことについて悩んだりする年齢なので誕生日が来るたび歳はとりたくない…いつまでも若くいたい…と嘆いています
でもうたプリのおかげで価値観や感受性が変わってちょっとしたことで感動できるようになったことに気づいたので、歳を取ることが悪いことばかりではないなと最近ちょっと前向きになれました
ありがとう、うたプリ…
どでかキラキラ全寮制
あとセシルくんお誕生日おめでとう
(ひとつの記事で3話ぐらい感想を書こうと思ったのですが1話だけであまりにも長くなったので1話ごとにわけることにしました、気長にお付き合いください)